2026.04.01
瀬戸内海に浮かぶ「猫の島」として親しまれる野島。この度、島を彩る絵画やカレンダーの寄贈に対し、三田尻港にて感謝状贈呈式が執り行われました。寄贈された絵画に描かれた一匹の猫には、野島小中学校に通うこどもたちが考えた愛称「つぐみぃー」が決定。アートとこどもたちの想いが紡ぐ、野島の新しい物語をご紹介します。

目次
令和8年3月28日、野島へ向かう玄関口である三田尻港において、素晴らしい絵画とカレンダーを寄贈してくださった方々への感謝状贈呈式が執り行われました。
式典では、島の生活の要である定期船を運航する、有限会社野島海運の池田豊代表取締役から寄贈者へ感謝の言葉が述べられ、和やかな空気の中で感謝状が手渡されました。
寄贈された作品は、定期船「レインボーあかね」船内に展示されました。外の世界から届く「想い」は、島に住む人々にとって大きな励みとなり、新しい交流のきっかけを生んでいます。訪れる方々と島民を繋ぐ「静かな対話の場」を彩る象徴として、末永く愛され続けていくことでしょう。


野島の路地裏や港で思い思いに過ごす猫たちは、島のシンボルです。今回、野島の猫をモデルにした寄贈絵画に名前を付けるため、日々船に乗って島へ通学している野島小中学校のこどもたちに命名をお願いしました。
こどもたちが絵の表情から受ける印象を大切に、一生懸命考えてくれた愛称は、「つぐみぃー」に決定しました。

この名前には、野島の象徴である「海」と「日常」への想いが込められています。
これらを掛け合わせ、親しみやすさを込めて「つぐみぃー」と名付けられました。
贈呈式の場では、この「つぐみぃー」が描かれた作品が、定期船の新しい乗船券のデザインとして採用されたことも発表されました。
「つぐみぃー」という名前に決まったことで、絵画の中に描かれた猫が、まるで命を吹き込まれたかのような存在感を放ち始めました。こどもたちの豊かな感性とアートが融合したこの取り組みは、野島の未来を明るく照らす新しい地域交流の形となりました。
「レインボーあかね」に乗船した際は、ぜひ船内の作品を楽しんでいただくとともに、お手元の乗船券に描かれた「つぐみぃー」にも注目してみてください。きっと、野島の穏やかな空気感をより身近に感じていただけるはずです。


アートの寄贈と、島に通うこどもたちによる猫の命名。今回の出来事は、野島という島が世代や場所を超えて多くの人に愛されていることを改めて象徴するものでした。
寄贈された作品が島への感謝を形にし、こどもたちの感性が「つぐみぃー」という名前を通して、新しい絆を与えました。そんな温かな循環が、今の野島には流れています。
離島ならではの、ゆっくりと流れる豊かな時間を、野島はいつでも用意して皆様をお待ちしています。