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静かに、そっと心に残る風景。いつも暖かく私たちを見守る大笑い観音、海を背にたたずむ白い灯台、路地裏で出会うのんびりとした猫たち。どれも派手ではないけれど、ひとつひとつが、心にやさしく染み込んできます。島を歩くたび、潮風に吹かれながら。野島が育んできた文化や祈りをそっと感じる。そんな、静かな発見に満ちた時間が待っています。
大笑い観音
矢立神社
周防野島灯台
にょうにょう石
野島の猫たち
海と自然に抱かれるひととき。遠浅で透き通った海に足を浸し、浜辺を裸足で歩く。防波堤に座って釣り糸を垂らし、潮風の中で何も考えずに過ごす時間。瀬戸内海の穏やかな波と空に包まれながら、日常の忙しさをそっと手放していく。野島での遊びは、特別なアクティビティではなく、心を自然にほどく体験です。
津久美浜
釣りスポット
島の一日を、まるごと味わう。古民家をリノベーションした宿「ViDeN」で過ごす、野島での夜。昼間に歩いた海辺や出会った風景を思い出しながら、波音と星空に包まれて静かに眠る。朝は潮の香りに誘われて目を覚まし、また新しい島の一日が始まります。ここでは、時間に追われることなく、ただありのままの自分でいられる。そんな贅沢な旅が、野島にはあります。
簡易宿所 ViDeN
笑顔つながる、優しい観音像
「いつまでも笑いを忘れず楽しく暮らしたい」そんな願いを込めて、“ハ・ハ・ハ”の語呂にちなんだ平成8年8月8日に建てられた観音様。その穏やかな表情を前にすると、自然と笑みがこぼれます。笑顔が笑顔を呼ぶ、島のやさしいシンボルです。
島を見守る、静けさに包まれた社
島の入口から1分ほど歩いた先にひっそりと佇む矢立神社は、古くから地域の信仰を支え続けてきました。境内では伝統芸能「三作神楽」が奉納され、御年祭が開催されるなど、祈りと願いを今に伝えています。静かな空気の中に、島の歴史と文化がそっと息づいています。
青い海と空を背に、島の南側高台に立つ灯台
昭和53年に建設された高さ19メートルの灯台で、海面から灯火までの高さは87メートルあります。航路標識としての役割は終えていますが、今も島の文化遺産として、訪れる人の心を照らしています。
島に伝わる、祈りのかたち
新波止付け根から灯台と反対側、海沿いを歩いた先に、ひっそり佇む岩。猿のように見えるその姿はお坊さんをかたどったもの。島ではお経を上げることを「ニョウニョウ申す」と呼び、今も親しみを込めて語り継がれています。
のんびり暮らす、小さな島の仲間たち
野島の路地裏や海辺を歩くと、気ままに過ごす猫たちに出会えます。近づいても逃げずに見つめ返してくる、人懐こい子もちらほら。 そんなさりげない出会いが、島歩きに温かいぬくもりを添えてくれます。
のんびり楽しむ、釣り場
島の防波堤や磯場から、気軽に釣りを楽しむことができます。瀬戸内海の穏やかな海に釣り糸を垂らし、のんびりと待つ時間。 豊かな自然の中で、心もゆったりとほどけていきます。
島時間に包まれる、築100年の古民家宿
瀬戸内海に浮かぶ静かな島に佇む、築100年以上の古民家を活かした宿「ViDeN」。どこか懐かしく、心あたたまる木のぬくもりに包まれながら、島ならではのゆったりとした時間をお過ごしいただけます。釣った魚をその場で焼いたり、中庭でバーベキューを楽しんだり――潮風に吹かれながら過ごす何気ないひとときが、心をほぐし、深い癒しをもたらしてくれます。忙しい日常から少し離れて、自分を取り戻す時間を。ViDeNは、そんな「島の余白」に寄り添う宿です。